2015年9月19日に行われました第34回秋季大会「国際交流委員会企画シンポジウム」の記録データを掲載しております。
※「概要・出演者等」は、プログラム/論文集に掲載したものです。概要・出演者等、変更になっている場合もあります。
記録データ
『医療・保健領域における臨床心理職の役割と課題:日英比較を通して』
9月19日(土)10:00~12:00
概要・出演者等
第1部 基調講演『英国における医療・保健領域の臨床心理職のスタンダード』
講演者: David Murphy 博士(英国オックスフォード大学大学院・臨床心理学コース臨床訓練部長)
講演者紹介: 下山 晴彦(東京大学)
Murphy博士は、臨床神経心理学を専門として、医療領域における英国の心理職の資格化と運用規定の作成で中心的役割を果たしてきており、今 後の英国臨床心理学の発展を担うリーダーの一人である(https://uk.linkedin.com/in/davmur)。また、医療心理学を専門 として、英国の代表的な臨床心理学テキストの最新版の編者でもある。
http://www.amazon.co.jp/What-Clinical-Psychology-Susan-Llewelyn/dp/019968149X
第2部 シンポジウム『日本の医療・保健領域の臨床心理職の発展に向けての課題』
司会者: 金沢 吉展(明治学院大学)
指定討論1: 下山 晴彦(東京大学)
指定討論2: 鈴木 伸一(早稲田大学)
David Murphy博士の基調講演を受けて、日本の現状を踏まえ、国際交流委員会委員長の下山晴彦と、認知行動療法の観点から医療心理学の理論と方法を提案して いる鈴木伸一が指定討論を行い、臨床心理職の専門性のスタンダードとは何かについての議論を発展させる。英国の比較を通して、少なくも日本の医療・保健領 域で働く臨床心理職が今後目指すべきスタンダードを明らかにすることが本シンポジウムの目的である。なお、司会は、国際交流員会委員の金沢吉展が務める。
※プログラム/論文集に掲載したものです。内容、出演者等、変更になっている場合もあります。